一言で離婚問題といっても、そこには、そもそも離婚が認められるのかという問題(離婚原因の有無)のほか、財産分与や年金分割、お子さんがいらっしゃるご家庭の場合は親権や養育費、面会交流、そして離婚の原因によっては慰謝料など、さまざまな問題があります。
ご相談にいらっしゃるタイミングによって抱えてらっしゃる問題も違いますし、20代から50代、70代の方まで、世代によって事情も異なります。婚姻期間が長ければ、その間の生活状況なども当然異なることでしょう。
これらを踏まえつつ、離婚後の生活も考えながら、進めていかなければならないのが離婚問題です。
今まで数多くの離婚相談を受けてまいりましたが、ご相談いただいた段階で既にかなり手続きが進んでしまっており、どうにも対応ができないという場合もしばしばありました。
特に離婚問題は、「相手の顔も見たくない」、「精神的に追い詰められている」という状況であることも多々ありますが、このような状況の中で相手方と交渉をすれば、どうしても「早期に解決したい」、「早くこの状況から解放されたい」という考えが先に立ってしまい、その他の問題に目が向きにくくなってしまいます。
そのために、不利な合意をしてしまい、大きな不利益を受けてしまっている状況を目にすることも少なくありません。
こうした場合、お手数でもまずは一度、弊所にご相談ください。
初回1時間の無料相談の中で、話し合いの仕方や離婚の際の権利などをご説明させていただきます。
また、相手方との話し合い自体が大変なストレスになっており、場合によっては心身の不調につながりかねない状況である場合もあります。
こうした場合、弁護士を代理人として交渉をすることで、相手方と直接話し合う必要がなくなるので、ストレスを軽減することができます。
離婚を考えはじめた段階でご相談いただければ、離婚に向けての動きや、手続き、法的な問題などを、お話できます。
また、離婚を切り出して、相手が話し合いに応じそうにない段階なら、離婚まで、どんな道筋があるか、どのような方法がよいか、ご一緒に考えさせていただきます。
ご相談にいらっしゃった方からは、相談終了後、「悩みを聞いてもらっただけみたいになってしまって申し訳ないです」といわれることがあります。
離婚はご夫婦の間の様々なご事情をお話しいただくことが多いので、結果としてそうなることは自然なことです。
ですから、遠慮なさらずにご相談いただきたいと思います。
弊所は税理士、公認会計士、司法書士、行政書士、不動産鑑定士など他士業と連携しており、離婚に際しての税金の問題や、財産分与に際しての不動産や未公開株の評価、離婚を原因とする登記の問題、外国人を相手とする離婚の問題などが発生した場合は、そうした周辺業種の方々と協力して解決しております。
また、夫婦問題のコンサルタントとも連携しておりますので、関係修復をお望みの方についても可能な限りご要望に応じた解決方法をご案内できます。